年が明けてはや1ヶ月が過ぎた。今年はシグナスと当ブログにいい感じに気持ちが向いていてヒマを見つけては点検整備しブログを更新してきている。そろそろ飽きそうな気がしないでもないが…
かねてより気になっていた症状の1つに不安定性なアイドリングがある。気にはなっているものの走れないわけではないのでそのまま気にせず乗ってはいるが全く気にならないわけではない。
アイドリングに影響がある箇所といえば吸気系だろうということでスロットルボディを取り外して点検してみることにした。
スロットルボディ取り外し
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まずはメットインを取り外す。バンドを緩めて外すだけでもいけるかもしれないが邪魔くさいのでエアクリボックスも取り外し。
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エアクリボックスは2か所くらい10mmくらいのボルトで固定されている。
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少し固かったが無事に外れた。ブローバイホースっぽいやつも取り外した。
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内部を覗けるようになったので記念撮影。汚れてはいるが思ったよりはキレイだ。続いてカプラーも脱。
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インマニ側のバンドも緩めてスロットルボディ脱。こちら側の方がエアクリ側と比べて汚れてはいるが思ったよりはキレイだ。
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あとはスロットルワイヤーと…
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燃料ホースっぽいやつを取り外してやれば…
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スロットルボディ取り外し完了。早速隙間チェック。バタフライ付近のモリブデンコーティングが剥がれると全閉時に全閉にならず隙間から二次的なエアが流入しハンチングしてしまうという。若干の隙間が見られるので再コーティングしてやれば不安定なアイドリングが改善されるのではないだろうか。
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外側はそこそこに、内部は多少念入りに清掃。
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しっかりコーティングが剥がれたようで隙間が拡がってしまった。なんてことだ。どーしよう(棒)
モリブデンコーティング
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住鉱潤滑剤 住鉱 スプレー(乾性被膜潤滑剤) モリブデンコート5555 330ml 112133
しかし、以前プーリーやウエイトローラーに使用したモリブデンコートスプレーがあるので大丈夫。『スロットルコート』なる専用品っぽいものが存在するが成分を見た感じ似たようなものだし、このスプレーで代用してる人が居るのでおそらくこれで大丈夫であろう。
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スプレータイプなのでシュッと吹いて若干時間をおいてからバタフライを少し動かす。でないとそのまま硬化してコーティングが割れてしまうらしい。一回だけでは薄そうな気がしたので何度か同じ工程を繰り返し両側コーティング。
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光に当ててチェックしてみたところ隙間は埋まったようだ。あとは元通り組付け。
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インマニ側とエアクリ側の接続部にシリコングリスを塗布して馴染ませておいた。これで少しは脱着がラクになる(はず)。スロットルワイヤーと燃料ホースっぽいやつをはめてインマニと接続。
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カプラーをはめてエアクリボックスと合体させブローバイホースっぽいやつを接続。これで元通りだ。(たぶん)
〜以下、余談〜
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コーティングの硬化を待っている間にエアクリの盲腸を外して点検してみた。ブローバイガスだかなんか貯まっているかなと思いきや何も出てこない。
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と思いきや地面にこきたない汁が垂れていた。何処から垂れたのか確認してみるとブローバイホースっぽいやつを外したところからだった。
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実はもう1か所盲腸が付いていてこちらがブローバイガス担当のようだ。外してみるとこきたない汁がドバドバと…
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フィルターを外して内部も確認すると中にも垂れたあとが…この左側の空間がブローバイガス貯蔵庫のようだ。中がどうなっているのか確認してみたいが外し方がわからないので今回はパス。
あとがき:試乗
スロットルボディを扱うのは初めてだったのでちゃんとエンジンがかかるか不安だったがなんのことはない、無事にかかった。
しかし肝心の不安定なアイドリングは改善されなかった。正確にいえば、今までとは違った感じな不安定さだった。少しはマシになったようななってないような…走行時のトルク感的なものも増したような気のせいのような…
バタフライ付近のモリブデンコーティングが問題なく出来ているとしたならば、他に考えられる原因はタペットクリアランスだろうか。インターネッツ上でそのような改善報告例が散見される。排気側のクリアランスが規定値より狭くなることによるらしい。
タペット調整自体は未体験ではないのだが作業的に狭くてやり辛いみたいなのでどうにも腰が重い。しばらくはこの状態で様子を見つつ、いずれは調整することも視野に入れ(ry
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