【シグナス整備帳】燃費悪化が気になる今日この頃【オイル、バッテリー、プラグ交換他】

シグナス

季節のせいかなんなのか、宮城ツーリングの時と比べると明らかに燃費が悪化していた。以前ならば同じように通勤のみで使用していても35km/lくらいだったはずが最近では辛うじて30km/lを越えるかどうかといった悪化ぶり。

日常の給油以外乗りっぱなしの状態が続いていたのでオイル交換を始め燃費に影響ありそうなところを探ってみた。

【2022/01/05】オイル交換【ODO=34048km】

まずはオイル交換から。交換してから3200km近く走っていた。オイル自体はだいぶ前に購入していたのだが…今回もカインズ製高性能4サイクル用オイルを使用。

たぶん何も問題はないだろう。さすがは高性能オイル。今回は面倒だったのでギアオイルの交換はパス。

【2022/01/29】バッテリー交換【ODO=34410km】

続いてはバッテリーの交換。オイル交換から1ヶ月近く経過。燃費の改善は特に見られなかった…

エンジン始動時に不安になることが何度かありとりあえずバッテリーを交換することに。先回はたしか3000円程度の謎メーカーのバッテリーを購入したが、今回は奮発して一流メーカーのバッテリーをチョイス。

GS YUASA [ ジーエスユアサ ] シールド型 バイク用バッテリー [ 液入充電済 ]

GS YUASAのGT7B-4である。安物バッテリーの数倍の価格だ。痛い出費ではあるがこれで燃費が改善され使用期間も伸びさらには安心感も得られるのならば安いものである、と淡い期待を抱きつつアマゾンで注文。

補充電直後の電圧は13.23V(テスターで計測)。車体取り付け後の電圧は12.9V(車載メーター計測)だった。ちなみに旧バッテリーは帰宅1時間後が13.4Vで丸一日経過したあとは13.06V。数値で見ると大差はないが交換したことにより得られた安心感は計り知れない。

しかし、自分が今回の作業で求めているのは安心感のみではない。主眼はあくまで燃費の改善である。普段と変わらぬ扱いで1週間通勤で使用し給油。気になる燃費の方は…

交換前と変わらぬ辛うじてリッター30kmを越える程度。残念な結果ではあるが一流メーカーのバッテリーにかえたことで安心感が得られたんだと自分を慰め次のステップへ。

【2022/02/07】エアクリーナーフィルター点検、変更

気を取り直して次はエアクリーナーフィルターの点検。

昨年のGW、宮城ツーリングの前に社外品に交換しガムテープで1/3程塞いでいた。

フィルター自体は詰まりやひどい汚れは見受けられなかった。が、発進時にエンストしかけることや実際にエンストすることが稀によくあり、これが原因のような気がしたため此度はこれを剥がしてみた。

ガムテープが貼られていた跡が生生しく、見栄えが悪いが外装こそ汚れだらけでこれ以上に見栄えが悪いので自分は気にもとめない。この跡が走りに影響するというのならば話は別だが。

見栄え以上に気になる燃費の方は大差なし。誤差の範囲。燃費改善はされなかったものの発進時の不安定な挙動はなくなった気がするのでひとまずはこれで良しとする。

【2022/02/14】プラグ交換【ODO=34616km】

次なる一手はプラグ交換。イリジウムプラグがいかほどのモノかと予てより気になっていたのだがAmaz○nで物色していたらこんな逸品を見つけてしまった。

日本特殊陶業(NGK) 2輪用スパークプラグ MotoDXプラグ 【95649】 熱価7番 ネジ型 CR7EDX-S

イリジウムよりもさらに高価なMotoDXプラグだ。価格は通常のプラグのおよそ2.5倍。しかし交換推奨距離は2〜3倍に伸びている。商品説明によると燃費も若干ながら良くなるとのこと。通常のプラグよりも3倍の距離を走れて尚且燃費もよろしくなるのならば充分に元は採れるだろうと餅の絵を描き注文。

取り外した小汚いプラグと新品のMotoDXプラグ。交換作業に関して特筆すべきことはないので割愛。

しかし気になる燃費の方は良くなるどころか逆に悪化…ま、まあ誤差の範囲だろう…

【2021/02/21】O2センサー清掃、ISCリセット

続いてO2センサーの清掃。これが汚れると燃調がおかしくなり燃費の悪化など様々な影響があるらしい。

メットインを取り除きコネクタにアクセス。これを外しておかないとコードがねじれてしまう。

これが清掃前なのか後の画像なのかは忘れたが大して汚れてはいなかった。作業前は新品交換も視野に入れていたがどうやら清掃のみで大丈夫そうだ。

ISCのリセットも行い1週間走行。2つの作業を行ったのでどちらが効いたのか定かではないが若干ながら改善の兆しが見られた。

【202/03/05】プーリーボスのスペーサー位置変更

1年ほど前、宮城ツーリング出発前の点検整備時にプーリーボスのスペーサーの位置を変えていたのでそれを元に戻してみることにした。

久々にクランクケース開帳。思えば1年近く触っていなかった。

先回の作業時にスペーサーをドライブフェイスの向こう側に変更していたが、

今回はそれを外側にした。これでドライブフェイスとプーリーの間隔が狭まりギヤ比も変わってくると思われる。変更前が1~5速で走っていたと仮定すると変更後は2~6速になるのではないかと妄想しているが果たしてあっているのだろうか…

ついでにローラーではないがウエイトローラーなどの様子も確認。摺動部はモリブデンコーティングが剥がれているが今のところ走行に問題はないので今回は確認のみに留めた。

燃費の方はまたしても若干ながら改善された。誤差の範囲といえば誤差の範囲ではあるが…

【2022/03/26】7000回転以上にならぬようエコドライブ(エコライド?)

シグナス側ではなく乗り手の問題では?ということで次の一手。なるべくゆったり加速し、なるべく回しすぎないようエコドライブに努めた。

エコドライブを初めて4日目くらいで早速効果が見られた。今までならばトリップが50kmを越えたあたりで燃料計の目盛りが1つ減っていたが、今回は70kmくらいまで耐えてくれた。

先回の給油から2週間エコドライブに努めた結果、大幅な改善が見られた。やはり予想通り乗り手の問題だったようだ。

あとがき

この2ヶ月あまり色々と試してみたが結局は走り方が1番燃費に影響があることが痛いほど身に沁みた。バッテリーはともかくプラグやオイルは交換時期を迎えていたので無駄ではなかったが…

今回の一連の作業を通じて、宮城ツーリング以来放置されていたこのブログやすっかり心が離れていたシグナスに対する情熱(?)が舞い戻ってきた。

と、同時にシグナスにしてやりたいこと、やるべきことが見えてきたのでこの情熱が冷めないようブログに書き連ねていきたい。

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