かねてより気になっていたフロントキャリパーがすんなり取り外せない問題に一手を投じるべくディスクを新品に交換し、ついでにキャリパーのOHを実施した。
フロントブレーキディスク交換
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ますはディスクの交換から。センタースタンドを取り付け、フロントを浮かす前にアクスルシャフト、キャリパーマウント、キャリパーサポートのボルトを緩めておく。
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やはりすんなりとキャリパーがとれないのでゴムハンマーでどついて取り外し。
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一本、数年前にナメてしまったボルトがあったので知人宅にてヒートガンで炙りネジロックを無効化させ六角をハンマーで叩き込み取り外した。
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ボルトを全て外したあと、なんとなく裏返してみた。特に意味はない。
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ディスク取付部は軽く真鍮ブラシで掃除。
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今回、用意したディスクとボルトとネジロック。
RPM CYGNUS X シグナスX マジェスティS ブレーキディスク 245mm ゴールドピン
ATop:エートップディスクボルト商品番号: T-DB-M8-Y-5
3M スコッチ・ウェルド ねじ緩み止め用 嫌気性接着剤 TL90J 10ml 中強度/超低粘度
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純正ボルトと長さを比べてみたら少し長かったので少々不安ではあったが、
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取り付け穴はさらに深かったのでひと安心。
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先っちょにカッパーグリスを少し塗布して真ん中らへんにネジロックを塗布して締め付けた。初めてのディスク交換なのでこれが正しいのかはわからない。
車体に取り付けていないとうまいこと締めつけられないのでひとまずは仮締めしておいて
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車体に取り付け23Nmで本締め。5ヶ所なので☆を描くような順番で締め付けた。これが正しいのかは(ry
FキャリパーOH・ピストンとブレーキパッド交換
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続いてはキャリパーのOH。ピストンの交換=フルードの交換ともいえるのでマスター側の作業のためにカウルを取り外し。
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あれこれカウルを取り外しミラーも取り外しメーターカウルを少しずらしてようやくマスターに到達。スクーターはこれが面倒くさい。PCXならばバーハンドルなのでこのような手間がかからずこの手の作業は楽そうである。
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フルードはだいぶ変色していた。使えないわけではないが。どうせピストン交換で抜けてしまうのでフルードも交換せざるを得ない。
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マスターのフルードをティッシュに吸わせ、キャリパーのブリードに内径5mmの耐油ホースを付け、
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フルードを抜き取りペットボトルへ…ここでふと気づいた。ピストンを外すのにフルードを抜いてしまっていいのだろうか…?かつてインパルスのキャリパーをOHした際にはピストンが固着していてエアーで吹いてもなかなか外れなかったイヤな記憶がよぎる…
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しかし、プライヤーでつまんで引っ張ってみたら思いの外すんなりと外れてくれた。これでひと安心。
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フルードを抜き取りシールを外し溝の様子を確認。何物かが結晶化して酷く汚れていた…
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真鍮ブラシや歯ブラシなんかを使って丹念に清掃。ここを掃除する用の工具もあるらしいが手元にないので大体のところで清掃終了。
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交換する部品はピストンとオイルシールとダストシール。パッドは純正品を用意した。
ヤマハ発動機(Yamaha) 純正部品ブレーキパッド 2枚1セット シグナスX SE44J
[ヤマハ] シグナスX純正キャリパーピストンセット SE12J 5NW-W0057-00
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オイルシール、ダストシール、ピストンにシリコングリスを馴染ませて組付け。
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新旧パッドを見比べると残量が全然違う。おそらくじきに交換時期を迎えていただろう。
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適当にカッパーグリスを塗布して組付け。
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フォークに取り付けてキャリパー取り付けボルト、サポートのボルト共に49Nmで締めつけ。
おまけ:ブレーキレバーのグリスアップ
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こんな時くらいしかやる機会がないのでついでにブレーキレバーを取り外して清掃しグリスアップ。
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キレイにして摺動部にグリスを塗布して組付け。
フルード投入、エア抜き
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フルードが垂れてもダメージが少なくなるよう要らない布で周りを保護。
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フルードを注いでレバーを握ったりブリーダーを緩めたりとか色々してエア抜き。1時間くらいやってある程度握り応えが出てきた辺りで寒くてギブアップ。
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マスターのフタをはめカウル、ミラーを元に戻しエア抜き足りないだろうなと自覚しつつもひとまず試乗へ。
あとがき:試乗
試乗するまでもなくやはりエア抜きが甘い…全く効かないわけではないが握りごたえがぬるすぎて気持ち悪い。後日やり直しである。
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