【シグナス整備帳】スライドピース交換他【ODO=43026km】

シグナス

ウェイトローラーやベルトにばかり気を取られスライドピースも消耗品ということをすっかり忘れていた。新品に交換してからおそらく2万kmくらいは走行しているためとりあえず交換することにした。

スライドピース交換

KN企画 プーリー シグナスX グランドアクシス マジェスティS マジェスティー125 BWS100 強化スライドピースセット

特に意味はないが強化スライドピースなるモノを見つけたのでチョイス。しかしこれがトラブルのもととなる…

前略、クランクケースカバーを開けプーリー脱。ウェイトローラーを9gから7gにして回転数は凄まじくなったが1番外側までは変速しきってはいなかった。してくれるとは思ってたいなかったが。

およそ2万キロ走行したスライドピース。摩耗しているせいか傾けるだけでポロリと外れてしまう。交換したばかりのころはどうだっただろうか…記憶にない。

プーリーと接触している箇所もランププレートにはめる箇所も跡がついているのでおそらく摩耗しているのだろう。これが摩耗だけならまだしも破損に至ると大変なことになるらしいので早めの交換が吉である。

プーリー側にも頑張ってスライドした感じな跡がある。この跡を見た感じではスライドピースは限界までスライドしているということなのだろうか。しかしフェイス側のマーキングなどを見た限りでは最大まで変速していない。ということはプーリーボスのシム位置を変えればもっと外側まで…?いや、単にベルトの長さが足りないだけだろうか…

ひとまず今回はスライドピースの交換のみに留めたいので強化スライドピースを装着。やはり摩耗していたのか、新品の強化スライドピースは傾けても外れない。若干キツイくらいである。

さすがは新品の強化スライドピースといったところだろうか、プーリーにハマらないほどに強化されている…押し込めば入るが変速してくれなくなりそうなほどのキツさである。さてどうしたものか、スライドピースを削ってやろうか…

検証のために旧プーリーにハメてみるとすんなりと納まった。どうやらSP武川のプーリーは少しこの部分が太いようだ。

意気揚々と強化スライドピースを購入したのに結局ハマらずプーリーは純正中古に。ウェイトローラーは7g、シム位置は内側に0.5mm。落胆ぶりがマーキングのやる気のなさに如実に現れている。

エアクリボックスカバー加工(2回目)

削る量が足りず相変わらず段差で干渉していたためついに割れてしまった。

ひとまず割れた箇所を削り、またがってサスを沈めてチェック。これではまだ削り足りないようで干渉した。

結局全部削り落としてようやく干渉しなくなった。いずれ気が向いたらもう少しキレイに仕上げるつもりだ。気が向くかはわからないが。しかしこのネズミ返しみたいな部分は一体なんのためについているのだろうか。大事な役割がなければいいが…削り落とした今となっては後の祭りである。

あとがき:試乗

スライドピースを換えたからといって何か不具合があったわけでもないので特に変化らしい変化はたぶんないが、プーリーを変えたことによる変化はあった。元通りになっただけとも言えるが…

8gウェイトローラー+純正プーリーで乗っていたときと比べると加速感は良くなっている気がする。そのかわり若干回転数が高い気がしないでもない。

SP武川プーリー+7gと比べると加速時の回転数の上がり方が全然違う。だいぶマイルドな感じだ。乗りやすいといえば乗りやすいがもう少し低回転で静かだとありがたい。とりあえずエアクリボックスの干渉がおさまったのが今回は1番大きな収穫である。

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