シグナス整備録】リアタイヤとブレーキシュー交換(DUNLOP RUN SCOOT 120/70-12 51L)【ODO=42816km】

シグナス

先日のフロントタイヤ交換につづき新春シグナス整備ラッシュ第3弾。いつもならば酒を飲んで寝るのみを繰り返す正月休みであるが、此度はそこへシグナスの整備が加わっている。

リアホイールを取り外すための下準備

フロントタイヤを取り外す手順と比べるとリア側は手間が多い。特にマフラーを取り外さなければならないのが憂鬱である。しかし、やらねばタイヤ交換もできないわけで無理やりにでも躁状態にもっていかなければならない。

毎度お馴染みのセンタースタンド取り付け。しかしまだここでは取り付けるのみでおっ立ててはいけない。先回はセンタースタンドを持ち合わせていなかったためジャッキを用いた。

センタースタンドをおっ立てる前にまずはマフラーを取り外す。その前にO2センサーを取り外す。その前にセンサーのカプラーを取り外す。その前にメットインを取り外す。じゃないと狭くてやり辛い。上の画像のゴムのカバーの向こう側、下の画像のラジオペンチで指しているツメを起こしてやるとカプラーが抜ける。

センサーはおそらく21mm。レンチがないので今回も形見のモンキーで取り外した。煤けているので取り付け前に要清掃である。

マフラーステーのボルト(14mmと12mm)を緩め、エキパイのロングフランジナット(12mm)を外してステーのボルトを外してマフラーを取り外す。

旧ガスケットを手に取り驚愕。なんと2つも付いていた…一体誰の仕業なのか…ワタクシの知らぬ間に誰かがイタズラで…?

リアサスを取り外し(上14mm下12mm)、インナーフェンダーのボルトを2つ(たしか10mm)を外してリアアクスルのナット(24mm)を外す。これでようやくセンタースタンドをおっ立てることが出来る。インナーフェンダーは柔らかいので片側は外さなくとも問題ない。

旧タイヤ脱

ブレーキシューの残量は問題なさそうだが社外品ながら一応新品は用意してあるので順調にタイヤ交換が終えられた暁にはブレーキシューも換えようと思っている。果たしてどうなるか…

ドラム側は若干カスが溜まっていただけで変に摩耗しているわけでもなく問題なさそうである。

しかしリアタイヤは交換してから約16000km走行しミゾの深さも怪しくてなによりだいぶ真ん中がすり減っていた。

フロントタイヤ交換時と同様にレバーでこつこつビードを全周に渡って落とし込み取り外していく。

ブレーキディスクがあるかどうかの違いのみで作業に大差はない。

フロントの時と同様にリム内側の金属ブラッシング、バルブ交換、ビードワックス塗布を行い新タイヤの組付け。果たしてすんなりいくのかどうか…

タイヤの組付け

…すんなり終了。組付け直前の画像を撮影したのが11時19分。組付け後の画像は11時21分。フロントで1時間あまり格闘してもハマらなかったのがウソのようである…

フロントタイヤ交換時の最大の失敗はバルブ側からハメていったこと、だと思われる。バルブの内側が若干もっこりしている分だけハメられたタイヤがハメられていない側にズレることが出来なくて、その結果最後のひと押しがどう頑張っても出来なくてなってしまっていた、というわけだ。(と、思われる)

あと、効果の程は不明であるがタイヤウォーマーよろしく組付け直前まで室内の日向、猫が好むような場所に新タイヤを置いて温めていたことも多少は影響しているのかもしれない。

そんなわけですんなりタイヤを組付け。K点もばっちり。一応自転車の空気入れで試しては見たが即見切りをつけ先日とは違うガソリンスタンドへ。年末年始は洗車しなきゃという使命感に駆られた人々の傍らでビードを上げた。破裂音が轟く度に隣で洗車後の拭き上げをしていた御仁がびくっと反応していた。申し訳ない。

なにはともあれ、ここまで怖いほどに順調にことが運び過ぎてしまったためブレーキシューも交換にするハメに。

ブレーキシュー交換

シューさんの交換は初めてなので手順は未知数。ネットの大海では詳しい手順を教えてくださるサイトを見つけきれず。ひとまずシューさんを取り外し。手前側に折ると外れてくる。

せっかくなので裏側?表側?のアームも取り外してみた。

画像では分かりにくいがおぼろげながら位置決めのもっこりとへこみがある。これらをかるくブラッシングし清掃。

アームとカム?の先端にもおぼろげながら位置決めの印があったので合わせる。撮影後に謎の矢印プレートが変な方向に向いていることに気付き慌てて戻した。

用意したシューさんはキタコ製。面取りしたほうが良いとのことだったのでヤスリで気持ち程度に面取り。

バネの付け方は旧シューさんを参考に。たぶん合っているだろう。

しかるべきところにグリスを塗布し組み付けていく。しかし、憶測で塗布しているので然るべきではなく叱られるべき箇所に塗ってしまっているかもしれない…

シューさんを無事(?)に交換出来たのであとはタイヤなどを車体に元通りに取り付け。

ブログのため、と言わずとも画像に残しておくことで取り付ける向きや順序などに悩んだ時の助けになってくれる。

とかいいつつ全部組み付けたあとにワッシャーが1枚転がっていたのは御愛嬌。

リアアクスルは105Nm。センタースタンド状態では到底無理なのでサイドスタンドにバトンタッチし、なおかつ前輪を壁にあて物理的にブレーキをかけて締め付けた。複数人で作業できるならば他の方法もあるかもしれない。

あとがき

なにはともあれたぶん無事にリアタイヤとブレーキシューの交換完了。ちょうど3時間で作業を終えた。シューさんの交換がなければもう少し早かっただろう。

早速20km程度皮むきがてら試乗してきたが、前回の交換直後と同様に乗り心地が変化したことは言うまでもない。交換前はリアタイヤがカマボコ状だったことが最大の要因だろうか…慣れるまでは要注意である。

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